ワークスアプリケーションズ・フロンティア
鴻池組の次期基幹システムを受注
～ 建設業特有機能標準搭載のHUE C2の導入で業務効率化を目指す ～

鴻池組では、建設業向けの基幹システムと複数の会計システムを組み合わせて業務を行ってきましたが、アドオン及びカスタマイズの存在が影響し、法制度やユーザーの要請に応じた改修に大きなコストや時間が掛かっていました。弊社ワークスアプリケーションズ・フロンティアは、現行システムのOSサポート期限を機に立ち上がったシステム刷新プロジェクトに対し、経理業務の改善、効率化の実現を軸とした提案を行いました。鴻池組による各社のパッケージシステムおよびプロジェクトに対する提案内容の精査、比較検討の結果、弊社ワークスアプリケーションズ・フロンティアがプロジェクトのパートナーとして選定され、建設業に特化した機能を標準機能で有する「HUE C2」を受注いたしました。

採用にあたり特に評価いただいたのは以下の2点です。

①建設業に特化した機能群による業務効率化と、業務改善を継続できる体制の構築

　「HUE C2」は、建設業の特有要件を標準で備えており、システム導入により、現在は、Excel作業となっている工事原価管理や出来高管理といった業務領域において効率化が見込めます。同時に、生産性向上や法制度等へのクイックな改修の妨げとなっていたアドオン及びカスタマイズを排除することが可能です。

パッケージの標準機能で対応できるため、メンテナンス性を確保したまま、業務の効率化、高度化を図れる点を高くご評価いただきました。また同時に、建設業を含むあらゆる業界をカバーする会計システム「HUE AC」と連携することで、財務会計・管理会計、債権債務管理、固定資産管理、資金管理といった経理業務領域においても効率化、高度化を図りつつ、将来的な法的要件に対応し続けることが可能です。

②建設業の業務改革を実現できるプロジェクト推進力

　鴻池組におけるシステム再構築プロジェクトでは、ペーパーレス化や会計システムとExcelの二重管理排除など、8つの刷新テーマを掲げて業務改革が行われることとなります。

本プロジェクトのパートナーには、システム機能面だけではなく、建設業の業務に精通しプロジェクトを推進する力が求められるため、既に「HUE C2」を採用している同業他社の稼働状況だけでなく直近プロジェクトの推進状況の実績も確認、評価された上で、弊社ワークスアプリケーションズ・フロンティアを選定していただきました。

「HUE C2 (HUE for Construction Contractors)」は、
・建設業界特有の要件を標準機能で網羅
・企業をとりまく変化に無償バージョンアップで対応
・利便性を考え抜いた「High Usability」
・蓄積した情報をつなげてDXの推進を支援
・クラウド基盤による堅牢なシステム運用
といった製品コンセプトを掲げた、建設業向けERPパッケージソフトウェアです。

今回ご採用いただいたのは以下の製品となります。
■「HUE PJM」シリーズ
・ 工事・原価管理システム　「HUE Project & Cost」
・ 契約・受注管理システム　「HUE Sales」
・ 調達管理システム　「HUE Procurement」
・ Web-EDIシステム　「HUE Connect」

■「HUE AC」シリーズ
・ 財務会計・管理会計システム　 「HUE Financials & Strategy」
・ 債権債務管理システム　「HUE Accounts Receivable ／ HUE Accounts Payable」
・ 資金管理システム　「HUE Treasury」
・ 固定資産管理システム　「HUE Asset」

* HUE = High Usability Enterprise
* HUE C2 = HUE for Construction Contractors / 建設業向け会計・プロジェクト統合管理システム
* HUE PJM = ProJect integration Management system for Construction Contractors / 建設業向けプロジェクト統合管理

ワークスアプリケーションズ・フロンティアは、2022年にワークスアプリケーションズ・グループからのMBO（経営陣による買収）を実施し、機動的で柔軟な事業展開を目指しています。大手企業向けに製品・サービスを提供しており、従来からの企業理念のもと、特に、建設・プラント業向けERPパッケージソフトウェア「HUE C2シリーズ」に焦点を当て、顧客基盤の拡大に注力しています。この取り組みにより、ワークスアプリケーションズ・フロンティアは成長を加速させています。